コネなし+海外在住のフリーランスライターの私が月収70万円を達成した理由はいくつかあります。
今回はそのうちの一つ「自分に合ったプラットフォームを見つける」についてお話します。
ライターが収入を得るには、仕事を受注し、さらに受注先を増やすことが必須。
フリーランスライターが案件を得る手段には以下の方法があります。
- 自分のコンテンツ
- 知り合いからの紹介
- 直接契約
- クラウドソーシングサイト
この中で自分にとって一番とりかかりやすかったのが、クラウドソーシングサイトの利用でした。
クラウドソーシングサイトとは
クラウドソーシングサイトとは、インターネット上で仕事を外注・受注する仕組みを持つプラットフォームのこと。細かな仕組みは各クラウドソーシングサイトによって異なりますが、仕事に依頼から納品、報酬の支払いまでをサイト上で完結できます。

依頼者は自身で受注者を探して直接依頼するか、もしくは案件を公開して応募者の中から選ぶことが可能です。
国内には、さまざまなクラウドソーシングサイトが存在しています。
主なところは以下の通りです。

クラウドソーシングサイトのメリット デメリット
依頼主側のクラウドソーシングサイトのメリットは、コストを抑えて条件に合う受注者を見つけられることだと思います。受注者にとっては、すでにお客様がいる状態で事業を始められるので、集客スキルが乏しくても絶えず案件を受注できることがメリットでしょう。多くのクラウドソーシングサイトは、登録料を無料としているので、利用しやすさを後押ししていると思います。
クラウドソーシングサイトのメリットとデメリットをまとめました。

自分に合ったプラットフォームを見つけたら収入が上がった
私はクラウドソーシングサイトだけで生活していくには十分の案件を得ることができました。
なぜうまくいったのか理由を考えると、自分に合ったクラウドソーシングサイトを見つけられたからだと思います。
クラウドソーシングサイトの良し悪しは、その人の好みや相性によって異なりますが、私の場合はココナラでした。
ココナラが使いやすかったポイントをご紹介します。
1. 受注者が自由に出品できる
自分でサービスを作って出品できます。たとえばライティングなら「SEO記事書きます」「リライトします」など、自由にアイデアを出して出品できるのです。追加も削除も自由なので、「このサービスは需要があるのだろうか」と、テスト的にも利用可能。需要があったためテスト出品からレギュラー出品したものに「文章の要点をまとめる」「リライトする」などがありました。
サービスの設定が自由であるということは、価格も自分で決められるということです。自分の好きなタイミングで文字単価を上げられたことは、収入アップにつながりました。こちらが提示する価格に納得したうえで依頼があるためか、報酬をめぐるトラブルはほとんど経験していません。
出品できるのはライティング部門だけでなく、ココナラで設定されているカテゴリーに自由に出品できるので、ライティングにとどまらず、幅広く自分のスキルを販売できる点も魅力的です。
2. 報酬を確保しやすい仕組みがある
ココナラには「トークルーム」と言って、依頼者と受注者間で仕事のやりとりをするチャット画面があります。
トークルームは、依頼者が料金を支払った後にオープンします。さらに、トークルームは120日間という期限がついて、120日をすぎると自動的にクローズし、購入金は受注者に支払われます。「おひねり」といって、追加料金を支払う機能もついていて、受注者が報酬を得やすい工夫がされています。
納品後返信がぱったり途絶えてしまったクライアントがいて、このときは「トークルームの自動的クローズ機能があって良かった」と思いました。
今のところ支払いをめぐる大きなトラブルには巻き込まれていません。ココナラ全体では把握していないので、報酬を確保しやすい仕組みがあるからといってトラブルは全く無いとは言い切れませんが、トラブルを軽減する働きはあると思います。
海外在住がクラウドソーシングサイトを利用する際の注意点
海外在住フリーランスが日本のクラウドソーシングサイトを利用する際に気をつけるのは、税金のことでしょう。海外在住フリーランスは居住国の法律に従い、国内在住フリーランスとは異なる立場で日本の法律との関わっているからです。
フリーランスなら、源泉徴収や消費税が関わってくるでしょう。税金に対する対応はフリーランスの個人的事情や居住国、作業形態によって異なるため、「海外在住フリーランスだから、税金は◯◯だ」と、ひとくくりでは言えません。
「何か税について法に触れてはいないだろうか」と不安であれば、税理士に相談すると良いでしょう。
ただし、相談するなら国内外の税務に詳しい国際税理士がおすすめです。
私は過去に税金についてはっきりさせたくて、普通の税理士と国際税理士の両方に相談したことがありました。どちらも親切ていねいに対応してくださいましたが、納得のいく回答を得られたのは後者でした。
さいごに
コネなし+海外在住の私がフリーランスで生計を立てられるきっかけとなったのが、相性の良いクラウドソーシングサイトとの出会いでした。
クラウドソーシングサイトは、フリーランスライターに仕事を得る機会を提供してくれます。手数料を引かれるのは嫌だな、と思うかもしれません。けれども、集客や決済の負担を減らせるだけでなく、仕事上で生じた疑問やトラブルについてサポートしてもらえることを考えると、いやだなあと思う以上のメリットは得られると思います。
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