自分の限界を超えて収入を上げるには? キーワードは「良好な人間関係」

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例えば今の収入が2倍になったら、お金がなくて諦めていたことができるようになって、もっと人生を楽しめそうですよね。

けれども現実は、「条件のいい転職先が見つからない」「副業を始めたけれど思うように稼げない」「フリーランスになったが、収入が増えない」というふうに、理想と現実とのギャップにショックを受けている人も多いのではないでしょうか。

私はフリーランスのライターです。ライティング業は、単価が低く大きく稼ぐことが難しいといわれています。また、リサーチや文章の作成、校正など細かな作業が多いことも稼ぎにくさに拍車をかけていると思います。

最初の頃は、「月20万円を稼ぐなんて夢のまた夢」だと思っていましたが、ライティングの技術を上げたり仕事を選ばずできるものは何でもやったりしていくうちに、毎月安定して受注を受けるようになりました。

その中で気づいたのは、限られた条件の中で収入を増やすには、スキルアップや値上げよりも人間関係が大事であるということでした。
この記事では人との調和にスポットを当てて、自分の限界を超えて収入を上げる方法をご紹介します。

1. この世の全ては人間関係で成り立っている


手っ取り早く収入を上げる方法というと、具体的な稼ぎ方をイメージするかもしれません。
確かにそれも一理あるのですが、収入アップという結果から上流をたどっていくと、人間関係にたどり着きます。そして、この人間関係の良し悪しこそが収入に大きく影響するのです。

例えばライターだったら、お金を落としてくれるのはクライアントです。クライアントがライターを選ぶ理由には個人差がありますが、実力がほぼ同じライターなら、言葉がとげとげしく終始気を遣う人よりも、物腰がやわらかく最後まで気持ちよくやりとりできる人の方に対して「また次も頼もう」という気持ちになりますよね。

もしデザインが得意な知り合いがいてチームを組めば、単なるライティングだけでなく、パンフレットやLPの作成など、一人では完成が難しい仕事を受注できる可能性が高まります。また、ウェブディレクターになって複数のライターと仕事をすれば、一人の時よりも多くの仕事を同時に受注できます。そう考えると、一緒に仕事をする人やサービスを受けたい人が増えれば増えるほど、仕事が増えて収入も上がることが分かるでしょう。つまり、協力してくれる人とお金を運んでくれる人を得ることが、自分の限界を超えて収入を上げる方法というわけです。

2. 今日からできる! 人間関係を改善する3つのポイント


人間関係を良くするというと難しく聞こえるかもしれませんが、自分自身を変えることが一番の近道です。人はそれぞれ価値観を持ち、その人の都合で生きています。誰かの考え方を変えようとするのは至難の業でしょう。その点自分自身をコントロールして変えることは、他人を変えるよりもずっと楽です。
 
人間関係を改善する具体的なポイントとして、以下の3つが挙げられます。
 ①あいさつをする
 ②誰に対しても笑顔で接する
 ③相手の身になって考える

2-1 ①あいさつをする

当たり前過ぎて見逃しがちですが、あいさつは人間関係を良好にする基本の行動です。
あいさつは、コミュニケーションの入り口。声がけには、
・相手を気遣う気持ちを表現できる
・相手に心を開いていることが伝わる
・相手に「あなたの存在を認めていますよ」ということを伝えられる
などの効果が期待できます。

部屋に入ってきた時に、無視されるとあまりいい気持ちがしませんよね。
逆に、「おはよう!」と声をかけられるとほっとしたような、何かいい気持ちに包まれるのではないでしょうか。あいさつをする・しないだけで相手から持たれる印象は大きく変わります。

自分の気持ちに左右されず、とにかくあいさつを習慣づけましょう。習慣化されていくうちに、あいさつをすることが簡単になっていきます。あいさつの時は、相手の目を見て言うとなおさらいいですね。
慣れてきたらあいさつに加えて「いいお天気ですね」「髪型変えましたね。似合ってますよ」など、一言添えられるようにしてみましょう。

日常的にあいさつをすることによって、あなたに対する周囲の印象が変わるだけでなく、声をかけてもらえる機会が増えます。それは、何かあった時に協力を得やすい環境を整えることにつながるのです。

2-2 ②誰に対しても笑顔で接する

常に笑顔で接してくれる人に対して安心感を覚えることはないでしょうか。また、新しい場所に行って不安な時に笑顔で接してもらうと、ほっとしますよね。
あいさつと同じように、笑顔も相手とのコミュニケーションを円滑にする要素です。コミュニケーションがうまくとれるようになれば、いつの間にか周囲に人が集まり、何かあった時に協力し合える環境が生まれます。

笑顔も習慣づけましょう。例えば、帰宅した時に、家族に対して「ただいま」と笑顔で言ってみます。出社した時も、「おはようございます!」と笑顔であいさつ。相手のリアクションを期待せずに、とにかくこちらは笑顔で接するようにします。

「笑顔を作ったって無駄」「愛想よくしたって何も変わらない」と思うかもしれませんが、とりあえず周りの人に笑顔で接してみましょう。それまで「嫌われているな」と思っていた人が親切にしてくれるなど、相手の態度が変わるかもしれませんよ。

2-3 ③相手の身になって考える

相手の身になって考えられる人は、相手の希望を積極的に満たすことができる人です。
気配りのできる同僚に対しては信頼感を抱きますし、自分がお客さんだったら「ここまで気配りのできるお店はまた利用したい」と思うでしょう。こうした人間関係の下地ができていると、自分が何かをしたい時に協力を得やすくなりますし、お客さんが途切れなければ、お店の繁盛につながります。

何かをする時、その人の身になって「どうしたら喜んでもらえるか」「どうしたら居心地のよさを感じてもらえるか」を考えてから行動するようにしましょう。その際「自分だったらどう思うか」を軸にして考えることがポイントです。

相手の身になって考え行動することによってこれまでの行動に変化が訪れれば、周囲のあなたに対する態度も変わってくるでしょう。新たな仕事が舞い込むなど思ってもみないチャンスに恵まれるかもしれません。

3. 無理は禁物! できる範囲で続けよう

人間関係を改善する方法をご紹介しましたが、無理をしすぎない点には注意しましょう。
例えば、どうしても笑顔を作ることが難しい場合は、無理にしなくてもいいのです。
自分の気持ちにフタをしてしまうと、それがストレスとなって積み重なり本末転倒です。
最初から完璧を目指さず、できる範囲で続けましょう。

4. 時には人にお願いすることも大切

人に迷惑をかけないように自分で頑張りすぎる人も少なくありません。人に迷惑をかけないという考えはとても大切なことですが、どうにもならない時は、相手にお願いすることも大切です。人に迷惑をかけることと、お世話になることは違います。そして、人は誰かの役に立つことに対して幸せを感じるものです。

「もう限界だ」と思ったら、人に助けを求めましょう。そして、親切にしてもらったら、笑顔を添えて感謝の気持ちを伝えます。ごくありふれた対応ですが、人間関係を良好に保つうえで不可欠です。

まとめ:理想は物事の全体を俯瞰し、深い洞察力を身につけること

自分の限界を超えてお金を稼ぐヒントをご紹介しました。自分の限界を超えてお金を稼ぐとはつまり、人の協力を得て物事を進めることです。自分でするのには限界があります。その限界を超えられるのが人からの協力であり、良い人間関係を築ける人であればあるほど、稼げる可能性が高くなります。

良い人間関係を築く3つのポイントをご紹介しました。
①あいさつをする
②誰に対しても笑顔で接する
③相手の身になって考える

これらのポイントは、良い人間関係を築くベースとなるものです。習慣化されて以前よりも簡単にできるようになったら、ものの見方を変えることに取り組んでみましょう。

物事を深くそして広く見ることができるようになると、いろいろな角度で物事を考えることができ、未来や人に対して寛容になれる傾向があります。そうすると、少しのことで腹が立たなくなりますし、自分自身の感情もコントロールしやすくなるでしょう。

いろいろな角度から物事を見て深く考えるようになるには、自分の内面を深く掘り下げていくことがポイントです。深く深く掘り下げていくと、自分の奥底の部分にたどり着くのを感じるかもしれません。そこが真我と呼ばれている部分です。真我の扉を開けると、物事の見え方がガラッと変わり、価値観にも変化が起こります。そして、全体を俯瞰して洞察力を養うことがどういうことかが分かるでしょう。

私は『超・真我覚醒メソッド』で真我を開きました。真我が開いた時の感覚や感想についてはこちらにまとめてありますので、興味があったら読んでみてくださいね。