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自分の強みを見つけたものの、それを周囲に伝えなければ強みがないのと同じ。
コネや実績があれば「へえ、そうなんだ」と相手から納得してもらいやすいでしょうが、そうでない場合は、説得力が弱くなってしまいます。
私は「ロジカルSEOライター」という強みを出そうとした時に、この問題にぶつかりました。
当時はタスク形式の案件で1,000記事以上書いたものの、ロジカルシンキングを活用してライター業で実績を挙げたことがなかったからです。
また、ライティングの案件を紹介してもらえるようなコネも持っていませんでした。
このような状況で強みをアピールするにはどうしたらいいのだろう。
最終的に思いついたのが、ライティングに関連した資格を取得することでした。
思いついたというほどのことではないですね(苦笑)。今回は、ライターの強みをアピールするのに資格の取得がよい理由と、取得した資格についてご紹介します。
1. 資格を取得するのが一番早い!
自分の強みの根拠として説得力があるのは、実績や結果ですよね。けれども、実績や結果を出すには時間がかかりますし、いつ得られるかがわかりません。いくら「ロジカルに記事が書けます!」と口で言っても、本当にそうなのかどうかが分かりにくいですからね。実績を作るよりも簡単で、しかも説得力のある方法は何だろうと考えて思いついたのが、ライティングに関連した資格を取得することでした。
実績のように「これだけできました」と証明できませんが、「その道に詳しい」ということは伝えられますよね。民間の資格は国家資格よりも難易度は低く、ピンからキリまであるのでそれを前面に押し出したとしてもすぐに仕事が入ってくるわけではありません。けれども、試験を受けなければ取得できませんし、レベルの程度を伝える役割を果たしてくれます。
有名な資格であれば、クライアントも知っている可能性が高まりますし、仮にマイナーな資格でも取得しているだけで「その分野ではそれなりの知識がある」と受け止めてもらえるでしょう。資格を取得するまでの期間は各資格によって異なりますが、事前におおよその資格取得期間を把握できるため、計画が立てやすいというのも、資格を取得するメリットといえます。
2. ライターの私が取得した資格
自分の強みを補強する目的で、私が取得した民間資格を以下にご紹介しますね。
論理的思考士
論理的思考士とは、論理的に思考したり、思考をロジカルに組み立てたりできる思考力を身につける資格のことです。論理的に思考することで、問題や課題解決につなげます。あまりポピュラーな資格ではありませんが、論理的思考士の資格を見つけた時は、「絶対に挑戦したい!」と心が躍りました。資格を取れば、「論理的に考えて文章を組み立てる」ことも、自然にアピールできますしね。
イギリスに住んでいる私にとって、勉強から試験までオンラインで可能であることは必須条件。論理的思考士の資格は、SARAスクールのオンライン講座を利用しました。
私は「プラチナコース」を選択しました。プラチナコースは講座を一つ受けると2つの資格が授与されるんですよ。私が受けたのは「ロジカルシンキング」で、テキストを学習しながら課題を提出し、最終試験を受けました。合格後認定授与されたのは、以下2つの資格です。
・論理的思考士資格(日本インストラクター技術協会)
・ロジカルシンキングマスター資格(日本生活環境支援協会)
うら覚えですが、当時は確かセールをやっていて、一つの講座を受けるのと同じ金額でもう一つ講座を受けられたのです。私は「ロジカルシンキング」と「ビジネスマネージメント」の2つの講座を同時に受けました。
つまり、私は2つの講座を修了して、4つの資格を手に入れたというわけです。どれも仕事に関係しているものなので、内容的にも数的にもプロフィールを強化するには十分ですよね。
資格取得にある程度の時間を確保できて、一度に資格をできるだけ多く増やしたいのならおすすめですよ!
Webライター検定(1~3級)
大手クラウドソーシングサイト「クラウドワークス」公式の、ライティング検定です。3級はライティングの初級コースですが、合格率5%と難易度はかなり高め。私は2回目で3級に合格しました。この経験から、「2級はサポートが必要だ」と感じ、クラウドワークスが実施している「みんなのカレッジ」の「WEBライターコース【中級】」を受講しました。
クラウドワークスが運営するオンラインスクール【みんなのカレッジ】
かなりハードな講座でしたが、おかげさまで2級は一発合格。1級取得を目指す上級講座を受けようと思ったのですが、スケジュールが合わずこちらは独学で臨みました。2級まで取得した下地ができていたことと、ライティングの実績を積んでいたこと、さらにかなりの時間を学習に費やしたこともあり、一発で合格できました。
講座を受けた方が学習のポイントをつかみやすいので、一発合格を目指すなら独学よりもおすすめの方法です。
3 資格を取得したらどの程度効果があった?
ロジカルSEOライターをアピールするために取得した資格を、以下に時系列でご紹介します。
・論理的思考士 2020年
・ロジカルシンキングマスター 2020年
・Webライター検定2級 2020年
・ビジネスマネージメント 2021年
・ストレスカウンセラー 2021年
・Webライター検定1級 2022年
論理的思考士の資格を取得したのは10月で、Webライター検定2級に合格したのは12月だったと思います。Webライター検定2級を取得した頃から、徐々に受注する案件が増えていきました。ただ、資格を取ったからとは決して思っていません。あくまでも間接的に影響があったと考えています。
正確な数字を把握しているわけではないので、資格からどの程度受注があったかは分かりません。けれども、私がメインで活動しているココナラでは、プロフィールを充実させた方が検索結果の上位に表示されやすいので、間接的に資格取得が役に立っている可能性はあると考えています(「ライター」で検索すると、私のプロフィールページは検索結果の1ページ目にヒットします)。
ときどきですが、「論理思考士の資格持っているんですね」「プロフィールを読んでお声がけしました」とクライアントからお問い合わせがきます。このことから、資格を取得することによって補足的に強みをアピールできていると思います。
資格取得を通じてライティングスキルと知識が上がったことが自信につながり、さらに「できること」が増えたのも、受注につながったのではと個人的には考えています。こうした相乗効果が、「ロジカルSEOライター」としてお仕事をいただける結果につながり、実績をしっかりと作ることができたというわけです。強みを補強することを目的に資格を取得したことは正しい選択だったと思いますし、仕事を通じて資格取得にかけた費用の何倍ものお金を回収できました。
おわりに:資格取得を実績づくりに役立てよう
資格を取得することは、自分の強みを伝える一つの方法です。
実績を作るよりも確実性があり、かつ知識とスキルを深めて強みを強化してくれます。
資格の取得が案件の獲得に直接結びつくというわけではありませんが、「強みを周囲にアピールする」点においては、持っていないよりも持っていた方がよいといえるでしょう。
ライターとしての強みをアピールするのに取得した資格を役立てて、実績作りにつなげましょう!
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